イタリア優勝！

2006FIFAワールドカップ決勝イタリアvsフランス!!
両チーム共守備に定評があるチーム同士の対決となった。
まず先手を取ったのは、フランス。PKチャンスをジダンが技アリシュートで先制ゴール!!しかしすぐさまイタリアがコーナーキックからヘディングで同点へ。後半に入っても互いに攻めきれず結局1対1のまま延長戦に突入。しかし延長戦でも決着がつかずついにPK戦へ。そのPK戦では、イタリアが5人全員ゴールを決めたのに対しフランスはMFトレゼゲが痛恨のミス!!こうしてイタリアが6大会ぶり4度目の優勝となった！
しかし、このワールドカップ決勝で、しかも現役引退となる試合でMFジダンがあんな行為に及ぶ事を誰が予想出来ただろうか？何を言われたのかは現時点で不明だが、イタリアのDFマテラッツィと口論となり、一度は離れかけたものの、すぐさま振り向き強烈な頭突きを炸裂！やっては行けない事をやってしまい当然レッドカードにより一発退場。そしてフランスは敗北、、、理由はどうであれ英雄が最後の最後に犯した過ちは、計り知れない。
フランスのドメネク監督が、「マテラッツィがジダンに何を言ったのかは知らないけどね。この試合の最優秀選手は、ジダンを退場に追い込んだマテラッツィだよ」と話しているが、結果的にジダンは心理戦に敗れてしまった。キレやすいという弱点を見事に突かれたのだ。何を言われても暴力行為が正当化されるハズはない。そういう意味では皮肉ではあるがマテラッツィの一言が勝負を決めたと言えるだろう。