米ブリーダーズC結果
- Date
- 2006-11-06 (月)
- Category
- 競馬
凱旋門賞(仏)・キングジョージ＆クイーンエリザベスダイヤモンドステークス(英)・ドバイワールドカップ(UAE)・ブリーダーズカップ クラシック(米)の4レースが世界で最も格が高いレースと言われている。その中の一つである、ブリーダーズCが11/4に行われ、また一つ競馬の歴史にその名が刻まれた。
○2歳牝馬による女王決定戦ＢＣジュベナイルフィリーズ(日本で言う阪神JF)は、1番人気ドリーミングオブアンナがデビュー以来負けナシの4連勝で優勝。
○2歳牡馬によるチャンピオン決定戦BCジュベナイル(日本で言う朝日杯FS)は、8番人気ストリートセンスが2着に10馬身の大差をつけて圧勝！
○砂の女王決定戦BCディスタス(日本で言うダート版エリザベス女王杯)は、7番人気ラウンドポンドが優勝。1番人気のフリートインディアンと2番人気のパインアイランドは共に競争中止という波乱があった。
○砂の短距離王決定戦BCスプリント(日本で言うJBCスプリントというか砂版スプリンターズSだな)は、7番人気ソーズエコーが4馬身差の快勝。1番人気のヘニーヒューズは終始最後方のまま最下位に敗れた。
○芝のマイル王決定戦BCマイル(日本で言うマイルCS)は、10番人気ミエスクズアプルーヴァルが優勝。1番人気のアラーファは見せ場無く9着大敗。ジョージワシントンが出走してくれば間違いなく圧倒的1番人気になったと思うが・・・まぁタラレバは禁句だね（苦笑）
○芝の女王決定戦BCフィリー＆メアターフ(日本で言うエリザベス女王杯)は去年1番人気ウィジャボードが圧勝！去年ジャパンCで5着に好走しており日本ファンにも馴染みのある馬だね。
○芝の中距離王決定戦BCターフ(日本で言うジャパンC)は、6番人気レッドロックスが優勝！1番人気ハリケーンランは6着。ジャパンC参戦予定のイングリッシュチャンネルは2番人気に支持され3着。
○砂の中距離王決定戦BCクラシック(日本で言うJBCクラシックというよりは砂版ジャパンCだな)は、ウルグアイ3冠馬であるインヴァソールが優勝！圧倒的1番人気のバーナーディニは、2着。初のダート戦となった芝短距離王ジョージワシントンは6着。JRAが購入し、来春より種牡馬生活となるデイヴィッドジュニアは、まったくペースについて行けずギブアップによる競争中止という屈辱的な結果となった。ダート適正の低さか？それとも調子の問題か？初ダートが裏目に出てしまったね。
個人的には、UEAのディスクリートキャットがBCクラシックに出走してくれれば・・・と願っていたのだが残念ながら実現しなかった。ディスクリートキャットは、現在5戦5勝であり、今年のUAEダービーでは、インヴァソール相手に7馬身差の圧勝(インヴァソール唯一の敗戦レース)、続く復帰戦のアローワンス競走では11馬身差、続くジェロームH(G��)でも10馬身以上の大差勝ちを演じ、2着に影すら踏ませない圧勝劇を続けている。相手が弱かったとの声も聞かれるが、次走シガーマイルH(G��)の結果次第ではっきりとした評価が決まるだろう。陣営は、距離適正1800Mまでと判断しているようだが、当然ながら来春のドバイWC最有力候補となる事は間違いない。インヴァソール、バーナーディニらとの直接対決を早く見たいねぇ。
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